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和漢三才図絵 寺島良安著 巻25容飾具楊枝 3-25 正徳3年(1713)刊


和漢三才図絵 寺島良安著 巻25容飾具 正徳3年(1713)刊 

 The first encyclopedia of Japan by R.Terashima

僧祇律に云く「一頭を噛んで砕きてもって歯牙の中の滞食をできさつ(清掃)

す。もし口にかさ(できもの)を生ずるに及ぶことあればまさに楊枝を噛んで汁をのむべし」

案ずるに楊枝は即ち楊柳の枝を削って歯牙の間をせせる物なり。桃の枝またよろしい。

但し節ある物は用いるべきでない。柳木の部分に詳しく出ている。

源氏 見る石の硯にものはかかざりき、節の楊枝はつかはざりけり


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