和本 和漢三才図絵 寺島良安著 正徳3年（1713) 6-37-3 喬木類 巻８３ 白楊

和漢三才図絵　寺島良安著　巻83 喬木類　白柳　正徳3年（1713）刊

これで楊枝を作ると歯痛も治ると説明されている。

京都の三十三間堂を建てられた後白河法皇が紀州熊野に詣でられた折に歯痛を覚えられ、地元の人がこれを噛んで下さいと出された楊枝で、治られたという故事に因んで三十三間堂の棟木は紀州熊野の楊で出来ていると云われ、毎年一月の15日に近い日曜日に楊枝浄水加持会の行事が今も行われています。

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