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植物図 5 3-21

中国には(4世紀頃)歯を磨く習慣はありませんでした。仏典を求めてインドへ旅した法顕は木の枝を嚙んで歯を磨いている光景に驚きました。そのことを旅行記「法顕伝」に書かれました。それで海外では歯を磨くということを中国の人は知りました。インドでは主にニームという薬木を使っていましたが中国にはニームは育ちません。代わりに使ったのがヤナギです。だから楊の枝と書いて楊枝です。


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