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舌そうじ(タンクリーナー)

ヨーロッパで広めてきたデンタルピック(三角ようじ)を日本でも普及させたいと考え、そのために世界中のつまようじを集めてつまようじに関心をもってもらおうと    年に「つまようじ資料室」を多くの人々にご協力ただいて社内に開設しましてご案内を開始しました。特に府のデザイン行政に関わっておられた

最初につまようじの歴史を話します。元は木の枝です。片方を噛んで房状にして歯を磨きました。これが歯ブラシの始原です。もう一方の先を尖らせて、その部分がつまようじです。更に持ち手部が舌そうじです。

江戸期までは我が国でも広く使われましたが、明治になって海外から歯ブラシが入ってきたので、次第に使われなくなりました。そこで大阪おられました元九州大学歯学部長の青野正雄先生を訪ねました。こういう状況でいいのでしょうか?とお尋ねしますと「舌をきれいに保つべきだが、舌は粘膜で傷つけやすいので傷をつけ

ないものが必要だ」とのお答えでした。友人の西濱さんに相談するとデザイナーの宿輪氏と成型メーカーと紹介下り、デザイン事務所に集まり、各々情報を持ち寄り、約2年後に「傷をつけないタンクリーナー」が完成しました。

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