梵網経 経筒 奈良時代 33-1-1
松本義明氏協力
歎佛會式(屏風折り)鴻盟社明治期刊 6-6
仏教儀式の中で楊枝が用いられている。
釈氏要覧(中・下)中国・宋の道誠著 天キ3年(1019) 中21-15、下6-103 寛永10年(1633)
仏教文献の出来事などを注解したもの。この本では温室経の中で楊枝が紹介されています。
佛説温室洗浴衆僧経(国訳一切経) 7-52
楊枝を使って歯を守ることやそう豆(石鹸の元)で身を清めることが説かれている。
賢愚経(国訳一切経) 8-35
お釈迦さまが使い終わられた歯木を投げ捨てられるとたちまち芽が出てみるみるうちにそれが大きな木になり、それをダンタカーシュタ(木片)と名付け、その木の枝で歯を磨くようになったことが書かれています。 ダンタは英語のデンタルの語源でインド数字で32を表し歯の数です。
拓本 楊柳観音碑 4-37
中國製 年代不詳(age unknown) Engraved print of Buddhist hold a branch of popular & cup of water. China. 中国・天台山...
十八種物図 敬光著 文政7年(1824) 6-81
梵網経に楊枝、そう豆(そうず)・・・という順で「比丘十八物」として僧侶が身に着けておくべき持ち物が書かれている。楊枝(歯木)を使うと口が香ばしくなり、熱を除くなど五つの徳があると紹介されている。