日本地理往来(下)郡名・産物 16-10
著者・刊行年不詳 北陸に楊枝の材料があったことが分かる。
禁秘抄釈義 関根正直著 明治34年刊 (1901) 6-75
宮中での天皇の洗面の様子が書かれている。
スシュルタ本集 古典インド医学 AYURVEDA 9-50
訳稿者 大地原誠玄 解題者 矢野道雄 1971年刊 木(ニーム)の枝を嚙んで房状にして歯を磨くことや舌をきれいににすることが勧められています。
Dentistry then and now by J.Menzies Campbell in 1981 England 5-14
つまようじは歯ブラシを使って歯をきれいに保つことが勧められています。
佛説温室洗浴衆僧経(国訳一切経) 7-52
楊枝を使って歯を守ることやそう豆(石鹸の元)で身を清めることが説かれている。
賢愚経(国訳一切経) 8-35
お釈迦さまが使い終わられた歯木を投げ捨てられるとたちまち芽が出てみるみるうちにそれが大きな木になり、それをダンタカーシュタ(木片)と名付け、その木の枝で歯を磨くようになったことが書かれています。 ダンタは英語のデンタルの語源でインド数字で32を表し歯の数です。
Bildgeschichte der Zahnheilkunde by Proskauer Witt in1962 8-16 歯科医学
色々な時代のようじなどの口腔ケア用品、使用方法などが紹介されています。
萬国商法往来 松山半山直水著 明治7年(1874) 4-44
開国して間もない頃の輸入品の通商の様子と商品の紹介。歯ブラシという言葉が未だないので歯ブラシの容器を楊枝入れ、歯ブラシを磨きようじと紹介されている。
出家大綱 栄西禅師 正治二年(1200) 明治13年翻刻(1880) 20-12
仏教と共にインド・中国を経由して我が国に伝わった木の枝で歯を磨く歯木の作法が述べられている。